2022年11月9日水曜日

令和4年11月9日(水)  5年2組国語研究授業!!下越教育事務所プロジェクト訪問

昨日、下越教育事務所学校支援第2課、磯部指導主事様をお迎えし、5年2組の国語の研究事業をしました。国語の教科書の文章を3つに分けて、それぞれ何について書いてあるのか見出しを付け、説得力のある文章を書くための秘訣を探る学習でした。始め各自がタブレットを使って文章の色分けをして見出しを付けてから、グループで話し合い、その後、全体で共有しました。

 授業後の協議会では、4つのグループに分かれて授業の質問の仕方や黒板のまとめ方、タブレットの使い方などについて、先生方が侃々諤々(けんけんがくがく)意見を交わしました。その後、磯部指導主事様から、「単元デザイン」「見方・考え方」「学習評価」についてご指導をいただきました。最後に、音楽付きの「授業者へのエール」画像を流していただき、授業者はもちろん、職員全員が感動しました。磯部指導主事様、今後ともご指導よろしくお願いいたします。

 お帰りになる前に、授業者と懇談していた時、「私たちが担任だった頃は、協議会はグループ協議でなく、手を挙げて発言していたものですよ」と、指導主事様が話をされていたら、授業者はびっくりしていました。その姿を見て、私も、今の先生方はみんなそうなんだなあと、あらためて感じました。
 私が担任だった頃は、1時間の授業のために何回も事前に検討会を、しかも、7時、8時ごろまで行いました。そして、その度に指導案を直して当日を迎えました。当時の指導案は
A4で5、6ページもあったと思います。そして、協議会では、まず、「授業の斬り役」が、授業の悪かったところを一方的に意見を述べ、その後、先生方が挙手して意見を述べました。私が授業者の時などは、「斬り役」の意見を聞いただけで、涙が出そうでした。また、その後の話し合いでも、若い時は、なかなか意見が言えなくて、びくびくしていたことを覚えています。ですから、現在のようにグループで誰でもが気軽に意見を言えるシステムは素晴らしいと思います。・・・今は昔の、研究授業風景ですね。