2022年11月1日火曜日

令和4年11月1日(火)  新潟薬科大学!!人体と薬のふしぎ体験

 午後、新潟薬科大学の皆さんがおいでくださいました。新潟薬科大学では、8月4日に小学生向けの講座を企画していました。保内小学校からも3名の児童が申し込んでいました。しかし、この日、水害があったため3人の児童は参加することができませんでした。そこで、被災して間もなく、中川准教授がおいでになり、子どもたちのために何かしてあげたいという申し出をいただきました。

 始めに、児童全員に子ども向けの「おくすり手帳」をいただきました。子どもを対象にした手帳は、全国的にも珍しいそうです。この手帳は、薬が苦いことを理由に飲みたがらない自分のお子さんの経験を生かして、中川准教授が製作されました。(何と・・・学級代表として手帳をもらった子どもの中に、そのお子さんもいました)その後、3つの水溶液を混ぜて色が変わる実験をしました。ミートで全学級に放送されていましたので、色が変わる瞬間に、1年生教室から歓声が上がりました。
 5時間目は、体育館で5年生を対象に「人体と薬のふしぎ体験」が行われました。子ども用の風邪薬を、オレンジジュースと水、緑茶に入れる実験です。何ということでしょう。お茶に入れた瞬間に、黄色い薬が真っ黒になりました。(恐)
 もう一つは、人体模型をばらばらにする観察です。3、4人1組で、人体模型を分解しました。先生の説明を聞きながら、一つ一つ手に取って眺めていました。5年生は、恥ずかしがる様子もなく、真剣に取り組んでいました。赤ちゃんが入っている模型もありました。とても楽しく不思議な実験と、おくすり手帳を提供していただいた新潟薬科大学の皆様方に、心より感謝いたします。