3時間目に、荒川漁業協同組合様がおいでになられ、鮭の学習をしてくださいました。始めに、鮭がどのようにして生まれた川に戻ってくるのかを教えていただきました。磁場と川のにおいを頼りに、戻ってくることが分かりました。
メスの鮭のおなかから、卵を取り出しました。お店で売っているイクラとは違い、パンパンに成熟した卵でした。
オスのおなかを絞って、精子を取り出しました。そして、一緒にしてかき混ぜました。
かきまぜただけで受精するのかと思ったら、それだけでは受精しないのだそうです。水道の水を入れることで、卵が変化して受精するのが分かりました。
そして、水槽に入れました。卵の飼育の仕方についていろいろ教えていただきました。白くなった卵をそのまま入れておくとカビが生えて、他の卵も病気になってしまうので、とり出す必要があることが分かりました。水槽の水替えも大切な仕事です。
4年生の子どもたちは、必死にメモをとっていました。稚魚になる日が楽しみですね。